漁師もビックリ!定置網に入っていたのはジンベエザメ 「見たことない」なんと全長10メートル【高知】
2022年6月2日(木) PM6時50分
こちらはきのう(1日)午前6時ごろ、地元の漁師が撮影した映像です。網の中を泳いでいる白い斑点が見える巨大生物。実はジンベエザメです。室戸市の椎名漁港の沖合2キロほどに仕掛けた定置網「大敷網」の中で泳いでいるのを、地元の漁師が発見しました。
撮影した漁師によりますとこのジンベエザメは全長10メートルほど。日本近海を泳いでいるため、これまでも何度かジンベエザメが網にかかることはありましたが、ここまで大きなものは初めてだということです。
椎名大敷網組合 佐藤健太さん
「身をひるがえすというか泳いでいる時の水のしぶきとか、勢いがすごかった」
「サイズが小さいのであれば水族館の方に(飼育を)打診したりはするが、あれはロープをかけようにもかけられないですし、船には絶対上がらない。もうこれは逃がすしかないと思って逃がした」
土佐清水市でジンベエザメの研究を行っている大阪の「海遊館」は網にかかった理由について…
海遊館 飼育員 芳井祐友さん
「(網に入った)小さな魚やプランクトンを追いかけて来たりというのが理由として考えられる」
海遊館の飼育員も10メートルは見たことがないというビッグなビッグなジンベエザメ。今も大海原のどこかを悠々と泳いでいることでしょう。