高知警察署の新庁舎完成 24日から業務開始 工事費49億・防災活動拠点として活用【高知】
2022年4月21日(木) PM7時55分
高知市北本町にある旧高知署の北側に完成したのは高知警察署の新庁舎です。
鉄筋コンクリート9階建ての庁舎棟と鉄骨造り4階建ての車庫棟からなり、庁舎棟の延床面積はおよそ7600平方メートル。
工事費は東警察署や南国警察署の2倍近いおよそ49億8000万円です。
免震構造で南海トラフ地震の際に最大1.9メートルの浸水が予想されていることから、庁舎棟は2.2メートルかさ上げし防災活動拠点として活用されます。
玄関脇の壁は土佐漆喰を、1階の総合窓口には県産材を使用しています。
これまで4階にあった免許証関係の窓口を1階に設置するなど、県民の利便性や親しみやすさを重視した作りとなっています。
8階には柔道場や剣道場のほか、署員のリフレッシュのためのテラスを設けました。
一般の駐車場はこれまで通り旧庁舎の駐車場が利用可能です。
新庁舎の運用は今度の日曜日(24日)午後5時からです。
また県警は今回の移転に伴いPR動画を作成しました。
旧庁舎から新庁舎へと「生まれ変わった」高知警察署内を女の子がこっそり探索する13分20秒の動画で、県内在住の小学2年生と実の母親が出演しています。
この動画はきょう(21日)午後7時から、県警公式YouTubeで公開されます。










