【詳報】高知県で新たに167人感染、先週金曜より31人増加・県議参加の会食クラスターも【新型コロナ】
2022年4月8日(金) PM6時55分
高知県は4月8日、県内で新たに未就学児から80代までの男女167人の新型コロナウイルスの感染が確認されたと発表しました。全員軽症で、感染経路不明は55人です。
年代別では10歳未満が36人と最も多くなっています。20代以下が合わせて85人と全体の半数を超えていて、若い世代の感染が目立っています。
地域別では高知市が99人と最も多く次いで芸西村が11人、南国市が8人となっています。合わせて19市町村で感染が確認されています。
新たなクラスターは1件です。4月5日、安芸管内の飲食店でおよそ2時間半の会食をした7人のうち6人の感染が確認されました。この中には県議会の上治堂司議員が含まれています。上治議員は会食の翌日に議会で委員会などに出席しましたが、マスクを着用していたことなどから、保健所は議会での濃厚接触者はいないと判断しています。
四国の感染者は愛媛が340人、香川が288人、徳島が108人で、特に愛媛と香川が高い水準です。高知も1週間前に比べて31人増えています。
県健康政策部・家保英隆 部長「香川県と愛媛県が増えている状況でございます。当県でもそうなるかならないか、非常に微妙な状況になってございますので、日常生活の中での感染防止行動、手洗い・マスクの着用等々は徹底していただきたい」
県内の感染者の累計は1万8183人になりました。
医療機関に入院しているのは5人減って38人、重症は2人、中等症は2人増えて5人となっています。
