高知さんさんテレビ

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初ガツオシーズン到来 今年は水揚げ量も安定、味も上々 【高知】

高知県民が待ちわびる春の味覚初ガツオの水揚げが中土佐町で始まりました。今年はまるで戻りガツオように脂がのっていて味も上々です。

午前6時半、中土佐町の久礼漁協です。およそ30人の仲買人のお目当ては、銀色に輝く春の味覚「初ガツオ」です。
今年は3月28日に競りがはじまり、きょう(5日)は宮崎から土佐清水沖の黒潮海域でとれた初ガツオおよそ4.1トンが水揚げされました。

Qきょうはどれくらい買った?
四万十町の仲買人
「きょうは2トンくらいです。脂があって今一番いいカツオやと思います」

須崎市の仲買人
「味えいでおいしい、脂がのって」

近くにある久礼大正町市場では水揚げされたばかりの初ガツオをさっそく、さばいていました。こちらは、さきほど300キロを競り落とした田中鮮魚店の田中 隆博さんです。おいしいカツオの見分け方を教えてもらいました。

田中鮮魚店・田中 隆博社長
「カツオを見る場合にはこのお尻を見る。お尻がプリッと張っちゅうやつが全体的に肥えている(おいしい)といえる」

初ガツオといえば脂身の少ないさっぱりとした味わいが特徴です。しかし今年は例年より漁場の海水温が低かったことなどが影響し、味に変化があるようで…。

田中鮮魚店・田中社長
「今年のカツオの特徴は秋のカツオみたいにサシ(脂)が入っている。本当は春のカツオは下まで真っ赤でフレッシュが売りなんだけど、これはもう熟している」

気になる今年の初ガツオのお味は?

中川 哲記者
「程よい脂が溶けて濃厚なうまみが口いっぱいに広がります」

例年のさっぱりとした初ガツオとはまた違い、トロけるような食感が楽しめます。今年の初ガツオは例年と異なり水揚げ量も安定していて田中鮮魚店では1キロ当たり1300円前後で販売しています。

広島からの夫婦
「ここの塩カツオ(タタキ)の大ファンです。ここへ来ると新鮮な塩カツオ(タタキ)が食べられるので、それがおいしくてファンになりました」

田中鮮魚店・田中社長
「この脂の多いカツオはタタキというよりもお刺身でそのまま食べるほうが脂がしつこくならないんで、ぜひ(大正市場に)来た時にはお刺身を食べていただいたらおいしいかなと」

初ガツオは6月いっぱい楽しめるということです。