1粒“600円”!高級ブランドイチゴ『おおきみ』は価格も甘さも“大王クラス”【高知】
2022年2月22日(火) PM7時50分
陽がよくあたる黒潮町蜷川地区の農業用ハウス。
栽培されているのは、真っ赤な大粒のイチゴ「おおきみ」です。
澤村栄治記者
「粒の直径を図ってみると約5センチあります。大きい!」
重さは1粒20グラム以上、大きいものでは65グラムまで育つものもあり、まさに“大王の風格”のあるブランドイチゴです。
県内では幡多地域で9戸の農家が「おおきみ」を栽培しています。
このうち、黒潮町の二宮孝二さんのハウスでは昨年末から収穫が始まりました。
甘い香りが漂う中、一粒一粒優しくもぎとっていきます。
「おおきみ」の特徴は大きさだけではありません。
平均糖度は15度とメロン並みの甘さです。
1株から取れる実の量が少なく希少性が高い事から、1粒600円以上で販売されるなど価格も「大王クラス」です。
そんな高級イチゴをいただきました。
澤村栄治記者
「うーんこれは甘い、そしてこの大きさ!これはたまりません」
イチゴ農家・二宮孝二さん
「県全体で生産者が増えて、全国に広がっていったらいい」
「おおきみ」の収穫は5月まで行われ、東京・大阪のほかシンガポールなど海外にも出荷されます。