『いの大国さま』春の大祭、笑いで福を呼び寄せる伝統行事・感染対策とって開催【高知】
2022年2月21日(月) PM5時00分
2月20日に行われた、高知・いの町の椙本神社の大国祭は、五穀豊穣などを願う春の大祭で、約700年続く伝統行事です。
打ち出の小づちを携えた大国さまが参拝者の幸せを願う神楽「大国主の舞」です。
観客はコロナの感染防止ため声を出さず、拍手で一年の幸せを祈りました。
須崎から訪れた夫婦「今年はコロナで、前の観客が少なかったから、ゆっくり見られてきれいだった。来年もお参りさせてもらえたら、何よりですけど」
名野川神楽・中川文博さん「コロナの影響でどうなるかと思いましたけど、こうやって毎年欠かさずできたということで、本当にうれしく思う」
2022年は屋台の出店数を4割減らし、名物の獅子舞の奉納も行われませんでしたが、約4万人が訪れたということです。
寒空のもと、参拝客たちはコロナの収束を願っていました。