【詳報】新型コロナ高知県で過去最多310人の感染確認 医療機関でクラスター拡大 【高知】
2022年2月11日(金) PM6時39分
3日連続で過去最多を更新です。高知県で新たに310人が新型コロナに感染していることがわかりました。90代の女性が亡くなっています。
県健康政策部・川内 敦文医監
「本日は新たに310名の患者が確認されている。1日あたりでは過去最高になる。病院クラスターの追加分が本日も多くを占めている」
感染が確認されたのは未就学児から100歳代までの男女310人です。過去最多を更新するのは3日連続となりました。90代と60代の女性2人が重症、70代の女性と50代の男性2人が中等症で、その他は軽症です。
このうち3割にあたる102人の感染経路がわかっていません。また90代の女性1人がきのう感染判明後に亡くなっていたことがわかりました。女性は別の病気で長期入院中だったということです。
年代別では70代以上の高齢者が86人と全体の3割近くを占めています。また市町村別では高知市が198人と最も多く、次いで須崎市が41人、南国市が18人など21の市と町で感染が確認されています。
きょうも医療機関でクラスターが確認されました。
高知市内の病院できょうまでに10人が陽性となっています。
これまでにクラスターが判明している須崎管内の病院では新たに37人の陽性がわかり、感染者は125人となっています。
高知市の近森病院のクラスターはきょうまでに126人に拡大しています。
県健康政策部・川内 敦文医監
「全体の確認される患者数を減少に転じないことには医療の負荷が継続される。この難局を何とか乗り切って地域医療の維持をしていかなければならないので、県民のみなさま事業者の皆さま方のご協力をお願いしたい」
県内の感染者は累計で8661人となりました。重症は7人、中等症は37人で、自宅療養または待機の患者が1863人となっています。
四国を見てみますと香川が371人、愛媛が233人、徳島は173人となっています。










