画像

  • 画像
  • 画像
  • 画像
  • 画像

News- 高知のニュース

AIと融合した“植物図鑑”などアート展示『文化庁メディア芸術祭』が高知初開催【高知】

横山すみれ記者
「きょうから始まったこちらの展示会。映像や実際に体験できるものなど、様々なアートが盛りだくさんです」

高知市のかるぽーとで始まったのは『文化庁メディア芸術祭高知展』です。
文化庁メディア芸術祭は、優れたアート作品やアニメーションを表彰するフェスティバル。
毎年、受賞作品の展示会が日本各地で開かれていて、今回高知で初めて開催されました。
テーマは“ニューツナガル”です。

テレビマンユニオン・杉本友昭プロデューサー
「コロナで変わってしまったものはなんだろうと考えたときに、やっぱり人と人とのコミュニケーションが一番大きく変わったなと」
「展覧会を通じて、もう一度コミュニケーションというものを考えてみたくて企画しました」

コロナ禍における人やモノ、情報などのつながりを考える作品42点が展示されていて、訪れた人はアニメーションの世界を360度味わえるVR体験などを楽しんでいました。

高知市から
「動画で、しかも360度見えるというのは面白いですね」
「すごいものがいっぱいできるものですね」

また、植物が少しずつ成長していく様子が映し出されたこちらの作品。
17世紀から19世紀にかけ海外の画家が描いた植物図を、AIに読み込ませて作った近未来的な植物図鑑です。
そばには県出身の植物学者・牧野富太郎博士の植物画も紹介されています。
この展示会を見に東京から訪れたというこちらの女性は、高知ならではの作品に見入っていました。

東京から
「メディアアートってあまり地域文化とかとの連携って難しいかなと思っていたが、興味深いですよね」

香南市から
「体験というか一緒にその場で一期一会みたいなアートというのは、結構今風かなと思う」

この展示は高知市のかるぽーとで1月25日まで行われています。