香南市・清藤市長が辞職「潔白の証をやっていきたい」最後の議会で入札情報漏えい事件に言及なし【高知】
2021年12月22日(水) PM5時00分
公共工事をめぐる入札情報漏えい事件に揺れる香南市。
清藤真司市長は逮捕された業者から10万円の商品券を受け取ったことについて「道義的責任がある」として辞職を表明していました。
清藤市長は22日、最終日を迎えた香南市議会で最後の挨拶に立ちました。
清藤市長「(市長を務めた)9年半、私にとっては本当に充実した時でございます。みなさんからいただきましたご厚情に対しまして、心から感謝と御礼を申し上げます」
市民や職員への感謝を述べる一方で事件については触れませんでした。
その後、元市議が「入札情報を市長から聞いた」と裁判で供述したことについて改めて記者から問われると。
清藤市長「(供述を)聞いた時は驚愕しましたが、自分としては一切の関わりはございません。その身の潔白の証というのを今後やっていきたい」
また、近く警察から任意の事情聴取を受けることを明かし、捜査に協力する姿勢を示しました。
市民(70代)「道義的責任を取って辞めるということですんで、それはそれでいいんじゃないかと思うんですけど」
市民(70代)「やってなかったらやってないで主張を通した説明をすれば、みんな信用すると思うけど、ちょっとあやふやな点が多いからね、今回は」
辞職に伴う香南市長選挙は1月23日告示・30日投開票です。