高知市など年内の10万円現金一括給付検討へ 政府容認受け【高知】
2021年12月15日(水) PM7時20分

これまで政府は現金5万円を給付したうえで残りの5万円はクーポン券で配るとして、現金の一括給付を認めていませんでした。
しかし、方針を転換。
きょう(15日)午後、全国の自治体に通知しました。
政府がまとめた指針では、従来の方針通りとなる現金5万円とクーポン5万円分の給付に加えて、現金5万円を2回給付する場合、現金10万円を一括給付する場合の3つの選択肢を示しました。
現金とクーポンの併用が原則としながらも、「自治体の判断を尊重する」として全額現金給付を条件なしに容認するとしています。
県内の自治体では土佐市、黒潮町、芸西村、馬路村、大川村の5つの市町村が年内の現金10万円の一括給付を予定しているほか、香美市と香南市も年内の一括給付を目指しています。
一方、高知市は12月24日に現金5万円を給付する予定でしたが、年内の10万円一括給付に向け検討を始めていることがきょう新たに分かりました。
今後、追加の補正予算案を出して議会にはかる予定です。
県内34市町村の給付方法については県が取りまとめたうえで、国に報告することになっています。