“手洗い” “黙食”で感染対策 小学校で2学期スタート「コロナに気を付け楽しい学校生活」【高知】
2021年9月1日(水) PM8時00分
登校児童「おはようございます」
高知市の旭東小学校では2学期初日のきょう(1日)、42日間の夏休みを終えた子供たちが元気に登校しました。
車の交通量が多い正門前には西本壽香校長が立ち、児童334人一人ひとりに挨拶をしていました。
始業式は「3密」の状態を防ぐため体育館に集まらず、校内放送で実施。
西本校長は高知市が対象となっている「まん延防止等重点措置」について説明し、マスクや手洗いの徹底を呼びかけました。
夏休み中に作った渾身の工作を見せてくれました。
牛乳パックを集めて作った「牛乳いす」です。
5年生男子
「思い浮かぶのがこれしかなかった」
「(Q.自分で作ってみてどう?)ちっちゃいな」
お母さんと一緒に2日で作った自動販売機も。
5年生男子
「前から自動販売機作ろうかなって思ったけど、全然作れてなくてもっかいリベンジしたいなと思って作りました」
「(Q.出来栄えは)100点満点」
担任からは感染対策の強化についての指導がありました。
担任
「トイレの掃除なんかも、使い捨ての手袋をはめて掃除をすることになっています」
掃除は異なる学年で班を組む「縦割り」を中止にし、当分はクラス内の班組みでの「横割り」掃除を行います。
清掃の前後にはきちんと手を洗い消毒します。
待ちに待った給食の時間も、配膳前にはアルコール消毒や水ぶきで机を清掃します。
マスクは外したあと袋で密閉し保管。
食べるときには一言もしゃべらない「黙食」を徹底します。
5年生男子
「普段といつも通りだけどコロナに気をつけながら、学校生活を楽しめたらいいな」
旭東小学校では万が一、新型コロナで休校となった際はタブレット端末を使ったオンライン授業の実施を検討しています。