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News- 高知のニュース

希少なサンゴを守れ!天敵オニヒトデを駆除「きれいな海を後世に残したい」土佐清水市【高知】

土佐清水市の竜串湾には日本では珍しいシコロサンゴをはじめ、およそ100種類のサンゴが生息しています。しかし、17年ほど前に大量発生した天敵・オニヒトデの食害が続き数が減っています。そこで「黒潮生物研究所」と「足摺海洋SATOUMI」の職員9人がオニヒトデが産卵期を迎える前に駆除に乗り出しました。

この大きな岩の下に…いました。

オニヒトデのトゲには毒があり、人間が刺されると最悪の場合、死に至るため慎重に岩からはがしていました。「SATOUMI」は入館料のうち、1人につき3.5円をサンゴ保全のため積み立てていて、開館から7カ月ほどで貯まったおよそ44万円が今回の駆除に活用されました。

足摺海洋館SATOUMI 京谷直喜さん(17秒)
「今でもすごくきれいな海だが、この状態を保って今の海を後世の人たちに残してあげられれば」

この日1日で50匹のオニヒトデを捕獲。今後も年間を通して駆除活動を行っていくとしています。