目指せ!スマホ普及率100% 人口5000人、高知・日高村がKDDIと連携協定 地域通貨も導入
2021年5月24日(月) PM3時00分
お年寄りでもスマートフォンを持つのがあたりまえの時代がすぐそこまで来ています。村民のスマートフォン普及率100%を目指し日高村が大手通信会社と包括協定を結びました。
高知県日高村は大手通信会社KDDIとふるさと納税のポータルサイトなどを運営している「株式会社チェンジ」と包括連携協定を結びました。
日高村の人口は約5000人で、このうち高齢者は42%にあたるなど高齢化が進んでいてスマートフォンの普及率は64.6%と全国平均の67.6%を下回っています。
そこでスマートフォンの普及率を上げ、村民の生活レベルを向上させることを目指して今回、包括協定を結ぶことになりました。
スマートフォンの普及促進のため、歩いた歩数などでポイントがたまる地域通貨を導入する予定です。
この通貨は地元のスーパーや飲食店などで利用できます。
また災害情報を確認できるアプリの導入も予定しています。
日高村・戸梶眞幸 村長「村民がいかに多くスマホを持つかということは、これからの住民サービスや行政のあり方の取り組みとして目を向けなければならない」
現在、日高村には携帯電話の代理店がありませんが、6月1日に新規オープンの予定です。
今後、出張販売や利用教室なども開かれ、村は2021年度中のスマートフォン普及率100%を目指しています。