グローバルな人材を育てる中高一貫校「高知国際高校」がついに開校です。270人あまりの新入生が新たな一歩をスタート。以前、国際中学の入学式で取材した男の子と3年越しの再会もありました。

きょう(7日)行なわれた高知国際高校の入学式。あたたかい拍手に包まれ、記念すべき1期生が入場しました。

「グローバル教育を牽引する学校として、県立高知国際高等学校を開校します」

「高知国際中学・高校」は高知市の「高知西高校」と「高知南中学・高校」が統合してできた中高一貫校です。きょう入学した新入生は国際中と南中から109人、その他の公立中学校から169人の合わせて278人です。
高知国際高校は中国・四国地方で唯一、国際的な人材を育成する教育プログラム「国際バカロレア」を取り入れています。

式では新入生を代表して細川 はるかさんが流ちょうな英語で決意を述べました。

新入生代表・細川 はるかさん
“誇り高き人員として めげることなく歩み始めます。清い志と個性豊かな仲間と共に”

新入生
「新しく開校する学校なので少し不安もあるけど、ワクワク感とか楽しみの方が大きい」

新入生に取材中、うれしい再会が。

和田 香春くん
「中１から変わったことと言えば、性格がどんどん変わって、中学生の時はおふざけキャラでやろうと思ってたんですけど失敗して、高校からはクールになろうかなと思っています」

茶目っ気たっぷりに話すこちらの男の子は和田 香春くん(15)。実は3年前にも国際中学の入学式でインタビューに答えてくれていたんです。

3年前の和田くん
「（制服を）初めて着た時は芸人の芋洗坂係長に似ていると言われた。ちょっとショックなような、うれしいような気持ちが混ざっている」

まだあどけなさはあるものの、当時と比べると凛々しく好青年に。身長は175センチと、20センチも伸びたんだそうです。

記者
「以前、芋洗坂係長って…」
和田くん
「忘れてください！ちなみに今はミルクボーイって言われますね。髪の毛が角刈りなんですよね、切ってもらって」

さらに英語が苦手と言っていましたが…

和田くん
「苦手です…。国語はまあまあイケるんですけど英語は苦手。喋っていることは分かるんですけど、いざ話すってなったら緊張とかもするので、高校で改善できたらなと」

和田くんの将来の夢は中学校の国語の先生。苦手な英語に挑戦しつつ夢を叶えるためぜひ、頑張ってください。