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News- 高知のニュース

原発事故から10年「被災者に思いを馳せて走りたい」高知の男性が110キロのピースラン挑戦【高知】

中野勇人さん
Q きょうの調子は?「いいですよ、お陰様で」

虹色の、のぼりを背負い走るのは、高知市に住む中野勇人さん58歳です。北海道出身の中野さんは旧国鉄の職員を経て、現在、県平和運動センターの事務局長として憲法や人権・環境を守る活動をしています。

中野勇人さん
「2013年からマラソンが趣味で、普段のジョギングやマラソン大会で走った距離かける10円を貯めて、福島の支援活動としてカンパしています」

今回、福島原発の事故から10年の今年、走りながら平和を訴える「ピースラン」を決行することにしました。

中野勇人さん 
「ありがとうございました。行ってきます」

中野さんは午前11時に四万十市を出発。3日間かけて国道56号と33号を通り、四万十市から高知市までおよそ110キロを一人で走ります。今回は3日間で走った距離×100円分と、去年12月から毎日走った距離の分などを合わせて、福島の復興団体にカンパします。

中野勇人さん
「ボクは学者とか弁護士とか、ジャーナリストではないので、自分も一緒に汗をかいて走る事で福島だったり被災された方に思いを馳せながら頑張りたい」

中野さんはあさって(11日)高知市に入り、地震が発生した午後2時46分に県庁前交差点で黙とうする予定です。

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