新型コロナ感染対策費用を補助する制度も新設 ワクチン接種費用に当初予算案22億円計上【高知市】
2021年2月26日(金) PM9時00分
岡崎市長は会見で一般会計の総額で今年度より1%少ない1461億円の新年度当初予算案を発表しました。
新庁舎の建設が終わったことなどにより、当初予算案の規模は4年連続の縮小となりました。
新型コロナウイルス対策30億円のうち22億円弱をワクチン接種費用として計上しています。
高知市は高齢者に対し4月以降に個別接種を実施する予定です。
高知市・岡崎誠也市長
「高齢者(全国)3600万人につきましては、6月末までにワクチンが入ってくるという目途がついたと。我々も都道府県別に全部配られてきますので、その量を見ながら円滑な接種を進めていきたい」
コロナの影響で売り上げが落ち込んだ中小企業に対しては補助金制度を新設します。
客が長時間店内に滞在する喫茶店などの飲食店に対し、感染対策費用を補助する制度に6000万円。
従業員が感染し営業を自粛した事業者に消毒費10万円と、休業手当として1日につき2万円を支給する制度に1500万円が充てられます。
当初予算案は来月5日に開会する3月市議会に提出されます。