“夜の水族館”を体験・巨大ウツボに“眠る魚”…「大満足!」足摺海洋館SATOUMI【高知】
2021年2月8日(月) PM5時00分
イルミネーションに彩られた高知県土佐清水市の足摺海洋館SATOUMI。
2月6日、午後9時まで開館を延長し「夜の海の世界」を楽しむイベントが開かれました。
館内の照明も昼間より暗くして「夜の雰囲気」になると…眠る魚が。
一方で。
男性「いやすごい!こんなん初めてや~」
おじいちゃんが思わず大喜びするのが、1月に土佐清水市沖で網にかかった160センチ、13キロの巨大なウツボです。
モンスター級の大きさに子供たちは。
子供たち「これって魚なが?」「サカナ?サカナ?」
食べたらおいしい白身魚のウツボは昼間は穴の中に入ってほとんど姿を見られませんが夜はこんなに活発なんですね。
さらに飼育員の案内で水族館の裏側を見学できるツアーも行われました。
イワシの大群が泳ぐ人気の円柱形の水槽。上はこんな風になっています。
飼育員「毎日、スタッフが朝一番、お客さんが来館される前に下に沈んでしまったイワシを回収するためにハシゴが設置されている」
魚へんに弱いと書くイワシ。毎日、数匹が死んでしまうそう。
補充をしながら今は4千から5千匹が泳いでいます。
さらに貴重な資料も。
飼育員「これはシノノメサカタザメの心臓です」
2020年の開館以来、水族館のシンボル的存在だったシノノメサカタザメは残念ながら12月に死んでしまいました。
飼育員「死んでしまったシノノメサカタザメはおそらく病気ではなく老衰。解剖したが病気とかケガとかいうものは見つからなかった」
参加者はなかなか聞けないアカデミックな話に興味津々でした。
黒潮町から訪れた人
「バックヤードは普段、飼育員しか見られない場所に行けて、裏からの仕事も見られて大満足」
SATOUMIの「夜のすいぞくかん」は2月20日と3月6日にも予定されています。