相次ぐ不祥事未然に防げ 校長らが防止策会議「教員と気軽に話ができる雰囲気づくり」を【高知】
2020年11月27日(金) PM9時00分
11月に相次いだ県立学校の教員の不祥事を受け、校長らが防止策について話し合いました。
会議には41の県立学校から校長や教頭が参加しました。
11月18日には県立山田特別支援学校・田野分校の男性教諭(55歳)が、児童ポルノ所持で停職6カ月の懲戒処分を受けました。
また同じ日に県立特別支援学校の40代女性教諭が、県に無許可で同人誌を執筆し販売していたとして戒告の懲戒処分を受けています。
今年7月には県立伊野商業高校の男性技師(60歳)が、校内で女性職員に自らの体の一部を露出して見せるなどして免職になっています。
会議に参加した校長らからは「不祥事を未然に防ぐには教員と気軽に話ができる雰囲気づくりが大事だ」という意見が出ていました。
(参加した校長)
「下の者(部下)に(意見を)“上がってこい”はエネルギーがいる。われわれが下がっていって、降りて話を聞くという姿勢が絶対大事」
また「普段と違う様子の教師に対して声をかけると、抱えている悩みが聞けた」など教員のケアの実践例も報告されていました。