募金で花火大会!みんなの思いを夜空に咲かせ【高知】
2020年10月2日(金) PM7時00分
花火を見たいと願う人たちが、インターネットの募金で花火大会を開催しました。
みんなの思いをのせた花火が夜空を彩りました。
9月30日午後8時、YouTubeで花火大会が生配信されました。
実際に打ち上げられたのは日高村です。
午後5時。打ち上げ会場の仁淀川のほとりで、着々と準備が進んでいました。
花火大会を企画したのは、高知市の美容師・小笠原和也さんです。
新型コロナの影響で沈む高知の元気を取り戻したいと願っています。
今年6月にインターネットで資金を募るクラウドファンディングを開始し、全国の175人から180万円以上が集まりました。
(花火大会を企画・小笠原和也さん)
「今ですか、もうワクワクです、ワクワクしてます。高知を思う人と高知の人でみんなで作るっていう花火大会ができて、ホントうれしいです」
事前に告知をしていなかったにも関わらず、会場には近所の人など100人以上が集まりました。
そして午後8時。
約300発の花火が打ちあがりました。
花火のルーツは「悪疫退散」とも言われているそうです。
(女の子2人)「どっかーん!どっかーん!」
(女性)「すごい~!!」
クラウドファンディングで支援した人たちがデザインした花火も打ちあがりました。
例えばこの花火、ポケモンに登場する“ピカチュウ”の花火なんです。
この花火をデザインしたのは高知市の7歳の男の子でした。
(デザインした男の子)
「花火がすごかったです。ピカチュウとかがきれいにできたところです」
「(Q.どんな気持ち?)いい気持ち」
(地元の住民)
「気が滅入ってるっていうかね、みんなが。見れてすごい良かったです。日高村の厄払いができたかな」
1時間にわたった花火大会は大好評のうちに幕を閉じました。
(花火大会を企画・小笠原和也さん)
「今日よかったって言ってくれた方がいっぱいいたので、やりがいはもう・・・ね!十分感じました。幸せでした、自分が!」
この日YouTubeの生配信は2800人が視聴。
多くの人の心をパッと明るくしたようです。