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News- 高知のニュース

南国市の小学生水難事故 遺族が第三者委「解散」求める【高知】

高知市の下田川で男子小学生が死亡した事故から1年あまり。遺族は5日、原因を調査している第三者委員会に問題があるとして解散するよう申し入れました。

息子の遺影を抱き会見にのぞんだ南国市に住む岡林宏樹さんは「13カ月以上が経ちあの日から僕たち遺族は何一つ変わっていない」と話します。

岡林さんの息子で稲生小学校の2年生だった優空くんは2019年8月、高知市の下田川で友人4人と遊んでいたところおぼれて死亡しました。

原因究明を求める遺族の要望を受け南国市は2020年8月、第一回の第三者委員会を非公開で開きました。しかし、遺族側は第三者委員会について「委員の経歴の開示がされず遺族の了承もないまま設置され公平性や中立性が担保されていない」として解散するよう求めました。

その上で第三者委員会の設置に関するガイドラインの策定や事故現場に危険を呼びかける看板の設置などを求める申し入れ書を南国市に提出しました。

南国市は10月8日に開かれる第三者委員会で申し入れの内容を伝え対応を検討するとしています。

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