高知さんさんテレビ

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ひし形マークの意味知ってますか?「歩行者優先」意識で事故防止【高知】

高知市で横断歩道安全キャンペーンの一環として行われた「アイ’ズ宣言」。
信号機のない横断歩道でドライバーが歩行者を「目」で確認し、歩行者も車に「合図」をして渡る「歩行者優先」の意識を浸透させるため高知南警察署が実施しました。
この“歩行者優先の意識”に大きく関係するのがひし形のマークなんです。

(50代・男性)
「(Q.ひし形マークの意味分かりますか?)ひし形のマーク・・・横断歩道があります、違うか!」
お父さん、正解です。マークには「この先に横断歩道があります気を付けてください」という意味があります。
(石井愛子アナウンサー)
「信号機のない横断歩道を歩行者が渡るとき、車は必ず一時停止をしなければなりません」
歩行者のいる横断歩道では減速や停止をすることが道路交通法で定められています。
しかし、この「信号機のない横断歩道」に関して驚きの事実が。

JAF・日本自動車連盟が去年実施した調査によりますと、信号機のない横断歩道を歩行者が渡ろうとしているとき一時停止をする車の割合は全国平均で17.1%。
8割以上が車を停止していないことが分かったのです。
中でも最も割合が低かったのは三重県で3.4%。
一方で長野県は68.6%と一時停止する車の割合が最も高くなっています。
高知県はというと7.8%と、全国平均を大きく下回りワースト7位という結果になりました。

では、実際に信号機のない横断歩道ではどのようなことが起きているのでしょうか。
(30代・女性)
「止まってくれない車があるのかなと。気づいてない時もあると思うんですけど、歩行者優先っていうのを気にしてないのかなって」
(50代・男性)
「横断歩道を渡る人がいたら止まりますよっていう認識がやっぱり低いんじゃないかなと思う」

この市道では今年9月に車3台と自転車が絡む事故が起き、自転車に乗っていた女性1人が一時重体となりました。
また高知市瀬戸西町では今年6月、信号機のない横断歩道を渡っていた老夫婦がはねられ妻が死亡しています。

(石井愛子アナウンサー)
「こちらの横断歩道はドライバーが遠くからでも分かるように目立つ赤で塗られています」
事故の後に県が対策として横断歩道を塗装しましたが、近所の人は・・・。
(近所の方)
「目立つので横断歩道って分かるんですけど、ドライバー次第じゃないですかね。親切な人は止まってくれますけど、そのままスルーで行かれる方もいますので」
「僕は基本的にここは通らない。信号機のあるところまで行って渡ります」

警察によると、今年県内で発生した交通事故による死亡者数は26人。
去年の同じ時期に比べて減っておらず、事故が後を絶たないのが現状です。
今後、死亡事故を増やさないためにも私たち一人ひとりがしっかりと“交通ルール”を理解し、思いやりの運転を心がけることが大切です。