KSS- 第253回 番組審議会議事録
- 日時
- 2022年6月21日(火)10:30~12:00
- 場所
- ちより街テラス
- 対象番組
- 第31回FNSドキュメンタリー大賞 ノミネート作品
「ようきたね、またきいや~観光列車が紡ぐものがたり~」
2022年5月22日(日)13:50~14:45 制作:高知さんさんテレビ
議事概要
- ドキュメンタリーは、社会的な何かを映し出すだけではなく、個人的な幸せや生きがいを表に出すことで誰かを元気づけることになるという意味では、番組の作り方、向い方としては良かったと思う。
- 素人を描くことがこんなに面白いのかというのを感じた。人の掘り起こしがいかに大事かを再認識した。
- 伊野商業の生徒たちの自然な感じがよく出ていたし、様々な年齢層の取材対象者がいて良かったと思う。
- 梅一さんに感化されて、多くの町民が“お手振り”に参加している姿も、素朴だけれど普段の営みの一瞬がとても輝いて見える、印象的なシーンだった。
- “お手振り”を通じて交流が生まれ、楽しんで手を振り、おもてなしをしているということは伝わったが、“お手振り”の背景にある観光列車の目的や、歴史、“お手振り”がどうして始まったのかを知りたかった。
- 一部の乗客に特化し過ぎていたので、観光列車が一部の人の世界のように思えて、あまり心に響かない番組だった。
- 田村梅一さんだけ「さん」付けで、他の人は呼び捨てにしていたナレーションに、とても違和感を覚えた。
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