KSS- 第229回 番組審議会議事録
- 日時
- 2020年1月16日(木)10:30~11:45
- 場所
- 高知さんさんテレビ 2F 会議室
- 対象番組
- 「プライムこうちSP 2019新時代、はじまる」
2019年12月28日(土)14:00~16:00 制作:さんさんテレビ
議事概要
- 年末特番の中で、1年間の出来事すべてを振り返ろうとせず、一つ一つゆっくりと紹介したところは、良かったと思います。
- 尾﨑前知事のコーナー「さんさん歩」は本当に特別枠という感じで良く出来ていたと思いました。番組の中で安藤桃子さんが言われていましたが、知事だった時の表情と空気感とは全く別の顔が表れており、当時は、それだけ緊張感をもって、仕事をされていたことを知ることが出来ました。
- 濵田新知事へのインタビューがありますが、番組タイトルからしたら、新知事が新しい時代に向けて、県政発展のため、何を考え、どんな抱負があるのかを聞き、尾﨑前知事の意見も聞きながら対比する場面があれば面白かったと思います。
- 私たち50歳前後のサラリーマンとか、大人が見るとちょっと物足りないところがありました。例えば、知事在任中の12年間、学力の順位が上がった、人口が70万人を切った、高知新港へのクルーズ船寄港が一気に盛り上がったが今は減っているとか。経済的、社会的な指数をもっと提示し、来年はどうなる的な問題提起する構成もあれば、もっと厚みのある番組になるのではと思います。
- 場面に合わせたBGMのセレクトがすごく良いなと思いました。CMで聞きなれた曲、あとドラマでよく聞く特徴のある曲など、尾﨑前知事が四万十川沿いを自転車で走っていた時に、「バイシクル バイシクル」という歌詞付きのBGMが入っていたりとか、クスっと笑える部分とかもあって、BGMが特徴的でした。
- 中継先として高知と言えば、やはり「ひろめ市場」で、手っ取り早いのかと。良し悪しは別にして「蔦屋書店」とか、新しいスポットも出てきており、もう少し多様な視点から取材先を選択する余地があるのではと思いました。
- 高校生漫才師二人は、すごく受け答えが大人で、龍馬賞を獲得するだけの能力を持ち合わせていると思いました。常に言葉や会話というものに対し真剣に向き合っており、ジャンルや年齢は関係なく新しい世代の頑張りを感じました。
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