KSS- 第225回 番組審議会議事録
- 日時
- 2019年7月18日(木)10:30~11:45
- 場所
- 高知さんさんテレビ 2F 会議室
- 対象番組
- 「まさかと言わないために~ビックデータを読み解く広島豪雨災害∼」
2019年6月30日(日)25:25~26:20 制作:テレビ新広島
議事概要
- 自治体や大学の教授、そして情報処理をする会社の方々で構成した検討会を立ち上げた事を知りました。制作サイドが先導して立ち上げ、番組づくりの中心にする手法が、非常に面白いと思いました。作り手の本気度も感じられ、引き続き検討会を開きながら、一人でも多くの住民を助けられるには、どうしたら良いかを探求し、テレビで紹介して欲しいと思いました。
- 検討会の主催者がテレビ新広島としたら、主催者からのメッセージが必要では。
例えば、こう対応しますという意思、模索中でもいいから出して欲しかった。
- ドキュメンタリー大賞のノミネート番組って内容は面白いのですが、視聴者が、見やすい時間帯に放送されず、興味のある方が録画して見るのが現状だと思います。例えば、番組の一部を夕方ニュースの中で、レギュラー的に紹介するような形式を取ったらどうかと思いました。
- 被災された方へのインタビューやシステム開発している大学生と地域の方々との関係性。そして、高校で防災の事を学んでいる学生さんと先生へのインタビューも自然でそれぞれの思いに引きつけられるところがありました。
- 数年前の広島災害の時に、水に弱い土壌である事を知り安全で高いところっていったいどこだろうか、昔から住んでいる低い場所の方が安全じゃないかとも。山へ山へと住宅地が伸びて行ったが、避難先は、単純に高いところではないぞと思いました。そんな疑問をビッグデータを生かし検証した番組内容を期待していました。
- 東日本大震災で、「逃げろ」と指示した自治体では、一人の死者も出さなかった事が紹介されていましたが、指示をする行為には、リスクがありその行動は英断だったと思います。
- ニュースで雨量が何ミリとかレベル3とかといわれてもお年寄りの方々には理解しづらいと思います。民放のテレビ局間で警報の文言を統一し、徹底した告知をすれば伝わりやすいのではないかと感じました。
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