KSS- 第223回 番組審議会議事録
- 日時
- 2019年5月16日(火)10:30~12:00
- 場所
- 高知さんさんテレビ 2F 会議室
- 対象番組
- 「第11回 四万十川桜マラソン~走ル旅~」
2019年4月27日(土)14:00~15:00 制作:さんさんテレビ
議事概要
- 「桜マラソン」が目的としている、アットホームで、地域の方々による手作りのマラソン大会という事が感じられ、全体の印象としてもすごくまとまった内容でした。
- 民泊した細川さんが、「最高に気持ちよく走れた」というコメントもあり、タイムは争ってなく、参加者も地域の方々も楽しくやっている大会。その様子と盛り上がりが、番組内に表現され昨年よりも良かったと思います。
- マラソンのコースという大きな流れを軸として、そこにランナーや地元の人にスポットを当てたもうひとつの流れを重ねることで、構成自体に厚みを待たせる工夫がされており、ドキュメンタリードラマのような感じで、コンパクトにまとめられていたと思います。
- 四万十川の雄大な自然の映像がもっとあっても良かったかと。マラソンコース沿いの桜並木や沈下橋などいくつかのカットが、似通った感じの風景に見えてしまいました。
- インタビューのコメントがすごく良かったです。細川さんや林さんが言われた、「心が解放される。そして、風がすべて嫌なことも消し去ってくれる」、「心をひとつにして走る」などの言葉が、とても素敵でした。
- 番組を制作するには、制約条件がいっぱいあると思いますが、おおいにマンネリズムでいいじゃないですか。桜マラソンがこの時期の歳時記として安心する番組になれば。
- 走っている途中のインタビュー、MCの声がなくてもよかったのじゃないか。インタビューを受けた人の声のみを拾うやり方もあったかと。その方が、テンポ良く多くのコメントを放送する事が出来たのでは。
- エンディングで、マラソンを応援している方々の名前をテロップで流したらどうでしょうか。映像やテロップを通して応援している方が表に出れば、地元はもとより、視聴者にとっても親しみが持てる番組になるような気がします。
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