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News- 高知のニュース

「高知県に知事公邸は必要か」利用は年9回・維持費350万円、シロアリ被害や老朽化も 有識者が議論

高知市中心部に位置する知事公邸。知事が住む私邸部分と応接室やホールなどがある公邸部分があり、1963年(昭和38年)に建設されました。

竹久祐樹 記者:
「県庁から車で5分ほどの場所にある知事公邸に来ています。ゲストを迎えるホールの天井は一部はがれてしまっています。そしてホールのすぐ近くにあるトイレ。女性用にはウォシュレットがついていません。隣にある男性用トイレには和式タイプしかないそうです」

私邸部分は歴代の知事が住まいとしていて、現在、浜田知事も居住しています。公邸部分は一時は年間数十組の人たちをもてなしてきましたが、2025年度の利用実績は叙勲の伝達式など、9回にとどまります。

また、柱や屋根には傷みも。2013年度にはシロアリ被害が確認され、定期的に薬剤散布もしているそうです。こうした知事公邸のあり方を議論するため、県は有識者による会議を設置し、6月23日に初めての会合が開かれました。

浜田知事:
「老朽化の問題と、建った時に想定していた生活様式と社会経済の状況と、随分時代が変わってきた。時代の流れに沿ったどういった対応をしていけばいいのか、ぜひ皆さんの意見を聞かせていただきたい」

委員は建物の中を見学。2025年度の維持管理費が害虫駆除や庭木の剪定などで350万円かかったことや、全国的には知事公邸があり、知事自身が居住している自治体は17にとどまっていることなどの説明を受けていました。

委員:
「ホテルなど他の会場もあるので、公邸的な部分はあまり必要ないのかと」

委員:
「知事公邸という歴史を見直して、別の所に移動するとしても何か別の用途が生まれればいいかなと」

座長 県銀行協会・小林達司 会長:
「さまざまな意見をバランスを取りながら、何が一番長い目で見ていいのか方向性を見つけていきたい」

次回の会議は11月に開かれる予定で、2027年1月に浜田知事に提言書を提出することにしています。

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