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News- 高知のニュース

小4プール死亡事故・元校長に禁錮2年を求刑 両親は弁護側の“寛大な判断”主張に憤り【高知】

水泳の授業中に男子児童が溺れて亡くなった事故で、業務上過失致死の罪に問われている当時の校長に検察は、禁錮2年を求刑しました。

凰汰さんの父親:
「納得できません。息子の命を奪っておいて(弁護側は)罰金刑ですか」

悲痛の思いを口にした松本凰汰さんの両親。2024年7月、高知市の長浜小学校の4年生だった松本凰汰さんが、南海中学校で行われたプールの授業中に溺れて亡くなりました。

4月27日、当時の校長・中村仁也被告(56)の2回目の裁判が開かれました。中村被告はプールの授業を担当した教頭や2人の担任に対し、事故防止の措置をとるよう十分に指導せず、凰汰さんを死亡させた業務上過失致死の罪に問われています。

27日の裁判で、被害者参加制度を使って凰汰さんの両親と姉が意見陳述を行い「凰汰は誰かの教訓になるためではなく、幸せになるために生まれてきた。奪ったことに向き合ってほしい。子どもたちの命を一番に考えて、同じことを起こさないでほしい」と述べました。

検察は「初回の授業で凰汰さんを含む3人の児童が溺れかけたことや、凰汰さんの泳力が乏しいと認識していたのに何ら対策を講じなかった。危機感を持たず全く無頓着で、刑事責任は極めて重大」とし、禁錮2年を求刑しました。

一方、弁護側は「毎月、凰汰さんの月命日には自宅を訪問するなど深く反省の態度を示している」として、罰金刑を含めた寛大な判断を求めました。

中村被告は最後に「学校の授業中に起こしてはいけない事故を起こした。本人、家族親族に深い深い悲しみを与えてしまい申し訳なかった」と話しました。

27日の裁判後、凰汰さんの両親が会見を開きました。

凰汰さんの父親:
「変わらず彼には反省の態度がない。相手方は罰金刑、どういう気持ちでそれを僕らの前で言っているのか、その気持ちを知りたかった。息子の命を奪っておいて罪に問われました。罰金刑ですか。納得できません」

凰汰さんの母親:
「おかしいと思うばかりで決まってはないが、弁護側が言ってきた罰金っていうのはおかしいです」

判決は6月17日に言い渡されます。