大阪・関西万博「大屋根リング」の木材が高知に“帰還”へ 空港や駅でモニュメント展示も
2025年12月23日(火) PM7時40分
大阪・関西万博のシンボル「大屋根リング」に使用された木材の一部が高知県に無償で譲渡されることが決まりました。
県によりますと、万博の「大屋根リング」に使われた木材のうち4割ほどが県産木材でした。今回、県にヒノキの柱8本とCLTパネル23枚、合わせて約53立方メートル分が無償で譲渡されるということです。
大屋根リングの再利用事業の公募に県が申請していたもので、譲渡の時期は大屋根リングの解体工事に合わせ2026年5月から9月の予定です。
木材は「万博レガシー」として空港や駅などでリングのレプリカやモニュメントとして展示され、2026年の「よさこい高知文化祭」での活用も計画されています。
県木材産業振興課は、再利用や有効活用することで森林県・高知のアピールや県産木材のさらなる需要拡大につなげたいとしています。










