「安心・安全の水を次世代へ」高知市水道事業100周年、記念式典で“水道水”乾杯も
2025年11月7日(金) PM7時27分
市民生活に不可欠な、安心・安全の水を次の世代へー。高知市の水道事業が100周年を迎えたことを記念して7日に式典が行われました。
式典には高知市上下水道の関係者をはじめ、桑名市長や市議会議員ら約100人が出席しました。鏡開きには日本酒ならぬ高知市の水道水が使われ、出席者全員で乾杯しました。
高知市の水道事業は100年前の1925年に旭浄水場で始まり、人口の増加に合わせて針木浄水場も建設されました。現在は、鏡川、吉野川、仁淀川の水系を主な水源として水質管理と安全性のチェックを行い、1人1日当たりの換算で337リットルの水を供給しています。一方で水道事業の継続には様々な課題もあります。
高知市上下水道局・山本三四年 管理者:
「給水人口の減少等による水需要の減少、南海トラフ地震対策、施設の老朽化対策など新たな局面に移行しております。日々の維持管理や施設更新に努めるとともに人材育成や技術継承を進め、次の世代に向けた取り組みを進めてまいります」
高知市上下水道局の山本管理者は「先人が築いた財産を引き継ぎ、次の百年に向けて高知の水道をつないでいく必要がある」と今後の事業へ決意を新たにしていました。










