合格者の「約6割」151人が辞退 高知県の小学校教師採用試験、“本命”決まり他県に流出か
2025年10月21日(火) PM7時58分 <PM8時42分 更新>
高知県教育委員会は2025年度の小学校教師の採用試験で合格者の約6割が辞退したと発表しました。
県教委は2025年5月に実施した小学校教師の採用試験で合格者260人のうち、20日までに約6割に当たる151人が辞退したと発表しました。辞退の理由は他県との併願者が多く“本命”の県に合格者が流れていると見られています。
一方、採用見込みは県外からの現役教師を含め111人で、2024年の同じ時期と比べ27人多くなっています。県教委は2025年初めて合格者に今城教育長からの動画を送るなどして若手教師へのサポート体制をアピールするなど不安の解消に努めました。
採用予定人数の130人に達していないため、県教委は12月に小学校教師の追加募集を行います。