【速報】自民高知県連・尾崎正直氏が会長へ、議員定数削減は「地方に配慮を」中谷元防衛相からトップ交代
2025年10月20日(月) PM5時30分 <PM7時24分 更新>
自民党高知県連は任期満了に伴う会長選挙に向け支部から候補者の推薦を受け付け、20日午後2時に締め切りました。
その結果、尾崎正直氏(58)=衆院・高知2区=が候補者の条件となる3つ以上の支部からの推薦を受けました。これを受けて県連は役員による会長選挙管理委員会を開き、尾崎氏を正式に選出しました。
尾崎氏は取材に対して「高知特有の事情を国の政策に反映していくためにも県連レベルでの政策作りの力が必要。多くの皆さんの意見を生かすことのできるボトムアップ型の組織作りができれば」と話しています。
現会長の衆議院議員・中谷元氏は会長職を過去最長となる通算21年間、務めました。しかし、今年7月の参院選で自民党候補が敗れた責任を取り、辞任する意向を示していました。
尾崎氏は高知市出身。知事を12年間務めた後、2021年の衆院選で初当選し現在2期目です。
21日の臨時国会で高市総裁が首相に指名された場合、尾崎氏を官房副長官に起用する可能性があるとされていますが、取材に対して尾崎氏は「コメントできない」としています。
連立を解消した公明については「地方レベルではやっぱり人間関係がありますので、 できる限り連携の形を維持することができれば」と話しています。
また維新との連立で焦点となっている議員定数の削減については、「トータルとして削減を仮に決めたとしても具体的にどのようにするかは、時間をかけて協議をしていくことが大事。少数意見・地方にしっかり配慮することが非常に重要なポイントだ」としています。
7月の参院選については「敗北を重く受けめないといけない。民意に対してしっかりと寄り添った政策を提示できていなかった」「物価高に対する対策について十分な対策を打ち出せていなかった。賃上げをしっかり後押しできる、賃上げができる環境作りをする政策を講じていく」としています。