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News- 高知のニュース

【高知市】移住者に“家紋”入りバッグプレゼント 『高知へカモン』プロジェクト、10月1日スタート

高知市で10月1日からスタートする「高知へカモン」プロジェクト。高知市へ転入した人にオリジナルバッグをプレゼントして歓迎します。企画したのは2024年、大阪から移住した地域おこし協力隊の西條武志さん(44)です。

高知市・地域おこし協力隊 西條武志さん:
「『高知に移住したんですよ』って話をするとほとんどの方が『移住してきてくれてありがとう』と言葉を返してくださいます。本当に高知の人って移住者に対しての“ウェルカム精神”が強いなっていうのを自分の肌で感じました。自分が感じている体験をもっといろんな移住者の方に知っていただくと高知に定住するきっかけになる」

バッグには「高知へカモン」プロジェクトのために作られた“家紋”がデザインされています。誰もが分かる『移住者の証』を作り会話のきっかけにしてほしいと京都の家紋研究家・森本勇矢さんに制作を依頼しました。

「羽」は高知市の自然の中で生きる鳥の集まりを表現。市に新たなにぎわいをもたらす移住者の姿に重ね合わせています。“よさこい”に欠かせない「鳴子」は3つのうち一つが横から見た形に。

家紋研究家・森本勇矢さん:
「なぜこういう形にしたか?これ(横向きの鳴子)がまるで“木の根っこ”のようだということで“移住者に根付いていただきたい”そんな意味を鳴子と一緒に込めさせていただきました」

プロジェクトに参加するためには転入前に高知市への移住相談などが必要でバッグは市役所の移住・定住促進課で受け取ることができます。さらに後日、インタビューに答えるなどプロジェクトを共に盛り上げてくれる移住者には「オリジナルちょうちん」をプレゼントします。

西條武志さん:
「高知市に移住された方がいち早く高知になじんで高知を好きになってもらうことで移住して“やっぱり合わない”と高知を出ていくことをなくしたい。そういう思いを込めてやっております」

県外から高知市への移住者数は2018年度以降増え続けていて2024年度は過去最多の753人でした。2025年度は865人を目指しています。

西條武志さん:
「課内でいろいろ反対意見とかが出てくると思ったんですけど“いいやん、いいやん”ってみんなが協力してくれて形になってきたっていうところが本当に高知の魅力」