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News- 高知のニュース

「新しい道を切り開きたかった」とらっくよさこい(ちふれ)悲願の4連覇ならず 踊り子150人が涙した夏

2025年、よさこい祭りに史上初の4連覇をかけて参加した「とらっくよさこい(ちふれ)」。踊り子総勢150人で挑んだ、ワクワクあり、涙ありの特別な夏に密着しました。

8月10日、本番1日目。踊りがスタートする前の高知市の菜園場競演場で、踊り子や川村浩平代表が待機していました。

とらっくよさこい(ちふれ) 川村浩平代表:
「今ワクワクしています。4連覇目指します!」

踊り子:「4連覇~!」

振付師・時久紀恵さん:
「弾けるよ~みんな!いくよ~!思いっきり行くよ!」

踊り子の熱い思いをのせて、とらっくよさこいの夏がスタートしました。テーマは「御喜楽湧々」。史上初の4連覇を目指し150人で駆け抜けます。

雨にも負けず、お決まりの「よいさほいさ」で沿道の観客と一体になって盛り上げます。

踊り子:「最高です!」

本番2日目、賞の発表時間が近付くにつれて踊り子がソワソワし始めました。

そして午後7時、追手筋本部競演場で発表されたのは。

亀谷修一統括:
「金賞です!俺の中で一番やき。おきゃくさんからの反応も一番やき。ええかえ、この悔しさをステップにするで。おめでとう」

悲願の4連覇はなりませんでした。

亀谷修一統括:
「めっちゃ悔しい!」

踊り子たちも、「悔しい」と抱き合いながら涙を流します。

踊り子:
「すごく悔しい気持ちはあるんですけど、みんなで毎日練習を重ねた日々でできた本番での作品は、心の中では大賞です」

踊り子:
「いろんな思いがあって。ここまでお客さんと一体感になってできるチームもなかなかない。みんなで『よいさほいさ』できたっていうのがよかった。何より高知に生まれて良かったって心から思う」

神奈川から参加・近藤亜美さん:
「悔しいは悔しいんですけど、この夏みんなで頑張った」

川村代表の目にも涙が。

川村浩平代表:
「新しい道を見たかったー!正直悔しいです。踊り子はすごい頑張ってくれて、新しい道を自分たちで切り開きたかった。踊り子、お客さんはよさこいを一緒に楽しんでくれたので、それは手ごたえとして十分にあった。来年は新しくリベンジして、よさこいの新しい景色をつくっていきたい」

「とらっくよさこい(ちふれ)」のエキサイティングな夏は、悔しさと新たな目標を胸に幕を閉じました。

また来年!ほいたらね!

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