まんが甲子園「類似性は否定しがたい」最優秀賞の取り消しで高知・浜田知事 AIチェック活用も視野
2025年8月8日(金) PM7時16分 <PM7時42分 更新>
まんが甲子園の最優秀賞取り消しについて、浜田知事はAIなどの活用も視野に、再発防止に努めるとの考えを示しました。
2025年のまんが甲子園では、最優秀賞に類似作品があることが発覚。主催する県は
「作品はオリジナル未発表に限る」との規定に違反すると、授賞を取り消しました。
その際、当該校から聞き取りをせず失格と判断した理由について、浜田知事は「制作者の意図がどうあれ作品を見た時の類似性は否定しがたい」と改めて説明。
再発防止について浜田知事は、「インターネット上などに多数出回る情報の中で、あらかじめ類似性を判断することは難しい、容易ではない。いわゆるAIなどの、最新のデジタル技術の検索機能を使ってあらかじめチェックができないか」と話しました。
また、「出版関係者などの意見を聞いて、運営方法を見直し、再発防止に努める」との考えを示しました。