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News- 高知のニュース

「整備はかなり難しいのでは」専門家が解説…なぜ?高知空港に異例の長期滞在《F-35Bステルス戦闘機》

アメリカ軍のステルス戦闘機が高知龍馬空港に緊急着陸して、あす25日で1カ月。“異例の長期滞在”となっています。原因や今後の見通しは?専門家に聞きました。

軍事・安全保障に詳しい、フジテレビ報道局・特別解説委員の能勢伸之さんに見解を聞きました。

フジテレビ報道局 特別解説委員 能勢伸之さん:
「エンジンと噴射口の総とっかえを海兵隊がやっているということは、そこに問題点があると海兵隊も判断したのでは」

能勢さんによりますと、米軍は輸送機で替えのエンジンと噴射口を運び込み、テントを張って交換をしたと見られます。

滞在が長期化する理由のひとつに、「F-35B」という戦闘機の特性が挙げられます。

フジテレビ報道局 特別解説委員 能勢伸之さん:
「F-35の中でF-35Bというのは、噴射口の向きを変えて空中で停止したり、垂直に着陸できる。(高知空港には)民間機の整備をやっている整備員が控えてるとは思うが、F-35シリーズはとにかく整備自体が特殊な施設を使う特徴があるので(民間空港での整備は)かなり難しいと思う」

こう話し、「いつ飛び立つかはわからない」としています。さらにこんな心配も。

フジテレビ報道局 特別解説委員 能勢伸之さん:
「航空自衛隊もF-35Bの導入を開始します。海上自衛隊の護衛艦『いずも』に載せる。航空自衛隊がF-35Bを導入するということは、今後ひょっとすると同じような問題が発生しかねない」

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