画像

  • 画像
  • 画像
  • 画像

News- 高知のニュース

「今の時季に匂いがあるタケノコを食べて」高知市七ツ淵で春の味覚タケノコ 収穫はじまる

満開の桜が春を感じさせる中高知市では春の味覚タケノコの収穫がスタートしました。

土から出てきたのは今が旬のタケノコ。高知市の七ツ渕筍加工組合では4月8日収穫が始まりました。

斜面にあるタケノコを見つけるのは至難の業。どこに生えているでしょうか。

正解は、“髪の毛”のようにチョンチョンと出ているこちら。地面がひび割れていて盛り上がっているところにタケノコがあります。

こちらはタケノコ掘って27年、山本佐智子さん。収穫開始の時季には珍しい「大物」も…。

七ツ渕筍加工組合・山本佐智子さん:Qこのサイズはなかなか大きい?
「今頃はないね。(通常は)もうちょっと小さいがやけど」

三木アナウンサーも初めて収穫させてもらいました。
三木:「かったい」
山本さん:「もう一回、ぎゅっていかな」
何回も何回もくわを振り下ろしやっと取ることができました。

山本さんたちはおよそ1ヘクタールにわたって生えているタケノコを一本一本収穫していきます。今年は裏年にあたるうえ、去年夏の高温や冬の急激な冷え込み、雨が少ないなど天候の条件が悪く収穫量が少ないそう。

表年の去年は収穫量が60トンありましたが、今年は35トンほどに減る見込みです。山本さんによりますとここ5年ほど表年と裏年の収穫量に極端な差が出ているということです。

こちらは七ツ渕筍加工組合の加工場。七ツ淵以外にも土佐山や重倉などの生産者が取ったタケノコを集めて加工しています。取れたてをすぐに蒸していきます。

七ツ渕筍加工組合・山本巌組合長:
「ここは蒸気でやるきね。やわらかいのは変わりません。今の時季に匂いがあるタケノコを食べてください」

蒸したタケノコは9日の朝、県内に出荷します。収穫は5月中旬までで、とさのさとやサニーマートなどの量販店のほか大阪や広島など県外にも出荷されます。

最近のニュース