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News- 高知のニュース

南海トラフ地震に備え800kgまで耐えられる「簡易トイレ」も!高知大丸で防災グッズ展開催

南海トラフ地震に備え防災意識を高めてもらおうと、高知大丸で3日、防災グッズの販売を行う「春の南海トラフ地震対策イベント」が始まりました。

2025年3月末に国が発表した新たな被害想定で、県内の死者は最大4万6000人と前回より3000人減少。負傷者は、職場や学校などに人が集まる「昼間」に想定が変わったため、前回の調査から2倍の9万9000人に増加しました。

県は防災意識を高めるきっかけにしてほしいと、日常でも使える防災グッズなどを販売するイベントを実施。県内で防災グッズの製作などを手掛ける6つの企業が出展しています。

中には、座りやすい椅子…としても使える「簡易トイレ」も!

高知トップ教材 渡辺隆明代表:
「トイレとして使う時は中蓋を外します。そして45リットルのゴミ袋を座面が汚れないように上にかぶせます」

県産のヒノキが使われていて、1.7kgと軽く持ち運びが簡単。しかも頑丈で、800kgの重さまで耐えられます。

高知トップ教材 渡辺隆明代表:
「外から帰ってきて玄関で少し靴の紐を外したりとか、踏み台にもなりますし、災害時以外の別のご利用ができるということで非常に喜ばれる簡易トイレとなっております」

ほかにも、118cm四方の大きな風呂敷も販売されています。物を包んで運ぶ以外に、寒い時に羽織ったり、赤ちゃんやペットの抱っこひもとしても使えます。

高知県危機管理部 宮元あおいさん:
「南海トラフ地震は、30年以内の発生確率が80%程度と切迫度が年々と高まっているなかで、県民の皆さまに今一度、防災の備えについて考えていただく機会になればと思いこのようなイベントを開催する運びとなりました」

このイベントは5日まで行われています。

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