今年の花粉はヤバイ《去年の440%!?》「マスクを二重に」「40年の付き合い」オススメグッズは
2025年3月6日(木) PM7時10分
花粉症の人にとってつらい時期がやってきました。今年(2025年)の花粉飛散量は過去10年で最も多くなる予想です。傾向と対策について取材しました。
民間の気象情報会社ウェザーニューズは、去年(2024年)夏の猛暑でスギやヒノキの雄花の成長が促され、今年(2025年)の西日本の花粉飛散量が過去10年で最も多いか、それに匹敵する予想と発表しています。
飛散量が平年を大きく下回った去年に比べ440%、平年の208%となる見込みです。
ウェザーニューズ 山上和浩さん:
「現在はまだ(花粉が)飛んではいるものの、それほど多く飛んでいるというわけではないんですけど」
「来週中ごろ12日ごろでしょうか、雨が降ったあとで花粉が飛びやすくなりそうです。また高知県周辺では花粉が飛びやすい北よりの風となる予想となっているためピークもしくはそれに近い飛散量となる見込みで考えております」
高知県内の飛散のピークはスギが3月中旬ごろ、ヒノキは3月下旬から4月中旬までの見込みです。街ゆく皆さんに花粉症対策を聞いてみました。
高知市から:
「花粉症とはここ40年(の付き合い)です」
「いつも毎年すごく花粉症で悩まされているけど、今年はまだ症状があまりきてないですね」
「必ずマスクは二重にしています。食べるもので乳製品とかお豆とかバナナとかがいいって聞いたので毎日とるようにしています」
こちらの親子はー。
高知市在住:
「私はまったく、全然平気でこの子は目かゆいとか鼻水とか」
6歳:
「鼻水さ、めっちゃめちゃ出るときある」
「お薬飲んでる」
「病院に通って(この子が)ある程度大きくなってきたから舌下治療をしようかなと」
花粉症の症状が出たことのない人はー。
高知市:
「周りの子たちで鼻水とか目周りとか真っ赤な子とかいるので」
Qもし自分がなったら
「マスクとか家帰ったらはたくとかそこから気をつけていきたいと思います」
ドラッグストアやメガネ店ではー
中川果歩リポート:
「今年は花粉症の人にとってとてもつらい時期となりそうです。売り場の一角には花粉症対策グッズコーナーが設けられています」
よどやドラッグ高知高須店では、鼻の炎症をおさえる飲み薬や目薬、マスクなどおよそ60種類が並びます。登録販売者の栗原さんに売れ筋について聞きました。
よどやドラッグ高知高須店 登録販売者・栗原淳さん:
「こちらの商品ですとイオンの力で花粉を寄せ付けないという商品になるんですけど」「顔全体にかけていただくだけで簡単に花粉を寄せ付けないという商品です」
無香料で3歳から使え子ども用の花粉ブロックスプレーもあります。
またこちらは一見目薬に見えますが、目に入った花粉を洗い流すことができる商品です。目のかゆみが気になるときに洗浄し、その後にかゆみを抑える目薬をさすのがいいそうです。
よどやドラッグ高知高須店 登録販売者・栗原淳さん:
「これから暖かくなるにつれてどんどんと花粉の飛散が始まると思いますので、早め早めに対策していただくことが大切だと思います」
高知市帯屋町にあるメガネのクスノセでは花粉対策用のメガネを1月下旬ごろから並べています。
フレームを囲うフードが目の周りをカバーし花粉の侵入を防ぎます。
メガネのクスノセ 楠瀬昭一社長:
「ちょこちょこみなさん、対策ということで買いに来られたりすることもあります」
「(目を)保護することによって花粉の症状をおさえることできると思いますのですごく効果的だと思います」
ウェザーニューズによりますと晴れて風が強い日に花粉が飛びやすくなるので症状がひどい人などはマスクなどの対策をして出かけるよう呼びかけています。