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News- 高知のニュース

浜田知事「賢く縮んで満足度・安心感につなげる」一般会計4700億円余りの新年度当初予算案【高知】

キーワードは「賢い縮小」。高知県は来週始まる2月議会に人口減少対策に重点を置いた「積極型」の当初予算案を提出します。

浜田知事は14日の会見で、一般会計の総額で4700億円余りの新年度当初予算案を発表しました。2004年度以来の規模となる「積極型」で、新型コロナ関連の予算を除いて浜田県政最大です。

浜田知事:
「一言で言うと”活力創造予算“ということだと思います。人口減少が歯止めがかからない中で、特に若者人口の早期の回復を目指して元気で豊かな高知を目指していくということ」

県が戦略に掲げているのが公共サービスを見直し持続可能な社会の実現を目指す「スマートシュリンク(賢い縮小)」です。

予算案には県内15の消防本部を統合する事業に2900万円、路面電車の将来の収益見込み調査など公共交通の確保に2300万円を計上しています。

浜田知事:
「賢く縮んで県民の皆さんの満足度・安心感、そういったものにつなげていける。他の県が『なるほど、こういうやり方もあるのか、まねしてみようか』と思ってもらえる取り組みを小さいことでもやっていこうと」

このほか、老朽化が進む県民体育館の再整備のための基礎調査などに3700万円余り。J3参入を果たした高知ユナイテッドSCへの財政支援や試合会場までのシャトルバス運行にかかる費用の助成などに1億1900万円余りがあてられます。

新年度の当初予算案は2月20日に開会する2月議会で審議されます。

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