《防災缶詰はカツオ飯…ラベルに「にげる」の文字》黒潮町缶詰製作所とフタガミが開発中【高知】
2024年12月2日(月) PM7時17分
缶詰から防災メッセージを。県内企業がコラボしてカツオ飯の防災食の缶詰を開発しています。
黒潮町にある缶詰メーカー黒潮町缶詰製作所と県内でホームセンターなどを運営するフタガミは「防災缶詰・にげるプロジェクト」を今年3月から行っています。来年の販売に向け缶詰の商品開発にかかる費用500万円をクラウドファンディングで募っています。
缶詰の中身はカツオ飯で県内の米とカツオを使います。ラベルには「にげる」の文字。国内最大の34メートルの津波予想がある黒潮町の防災理念が示されています。
フタガミ ホームセンター部・矢野剛志商品課長:
「この逃げるっていうメッセージをやっぱり第一に伝えたい。実際に揺れた時って何も行動を取れない人が多分多いと思うんですよね。けど、頭の中に逃げるっていうメッセージが残ってることでとっさに地震が起きた時、警報が鳴った時に逃げる行動が取れると思うんです」
クラウドファンディングは1月27日まで受け付けていて1缶800円程度を目標に販売したいとしています。