160年続く「一條大祭」四万十市観光大使やくみつるさん《みこしを担ぐ》【高知県】
2024年11月26日(火) PM7時28分
四万十市で160年以上続く「一條大祭」が開かれ祭りにはあの漫画家も参加しました。
11月22日御神火を運ぶちょうちん行列で始まった一條大祭。白装束でみこしをかついでいたのは漫画家で四万十市観光大使を務めるやくみつるさんです。全国の祭りを紹介する本の執筆のため取材に訪れていました。
やくさんは日本昆虫協会の副会長でトンボ自然公園に関心を持っていた縁で2019年から四万十市の観光大使も務めています。
翌日、やくさんは午後に行われた奉納神楽を取材。真剣な表情で見ていました。
このあと街に現れたのは雅な衣装を身にまとった子供たち。一條大祭恒例の「稚児行列」です。
やくみつるさん:
「こういった古式ゆかしい行事にこれだけの子供が参集してくれるっていうのは心強くもある」
2024年は園児から小学校低学年までのおよそ50人が参加し、やくさんも子供たちと一緒に街を練り歩きました。
地元の人は:
「子供たちみんなおめかししてかわいいです」
Q.自分も小さかったらやってみたい?
「絶対やってみたいです。残念もう年で、できません」
須賀神社を出発し、1キロ離れた一條神社まで30分かけて歩いた子供たち。
小学2年:「歩くところが楽しかった。あと人がいっぱいでカメラも撮ってくれた」
女の子3人組:「たのしかった」
Q.衣装はどう?「かわいい」
Q.誰が一番かわいい?「みんな」
2日間にわたり一條大祭を取材したやくさんはー
やくみつるさん:
「古式ゆかしい、そういった小京都らしさを十分に伺わせる行事を一番興味深く拝見できました。こんにち的な言い方をすれば、これだけ子供が映える行事もないわけで、今まだこのあたりの子供にとどまっているかもしれませんけども、お子を広くこちらの方に集めるきっかけにもなり得るんじゃないのかなと」
160年以上続く伝統行事が秋の小京都を彩りました。