まんが甲子園で県勢の土佐高校が2位に しかもW受賞の快挙!【高知】
2024年8月5日(月) PM8時07分
高校ペン児が日本一を目指して競い合う、熱い戦いが8月3日と4日、高知市で繰り広げられました。県勢の土佐高校が2位に。しかもW受賞の快挙です。
ドラが鳴って「競技開始!」
8月3日と4日の2日間に渡って高知市のかるぽーとで開かれた第33回まんが甲子園。本選には予選を勝ち抜いた高知商業、高知追手前、土佐の県勢3校を含む全国33校が出場しました。
3人から5人が1組になりテーマに沿ったストーリーや構図を考え1枚の漫画を仕上げます。
高校生話し合い作業:「もっと明るい方がいいんじゃない」
2023年から敗者復活戦をなくし全ての出場校が2日間、2つのテーマで作品を作ります。2024年は1日目が「バディ」2日目が「白」。それぞれ5時間半の制限時間で作品を作りました。特に、「白」のテーマで苦戦していたのが土佐高校。
土佐高校生徒:
「絶望的ですね。隙間が埋まらないとか色が似たようになるとか描いてみた後の問題が大きくて」
そして、4日午後4時すぎ、入賞10作品が発表されました。
最優秀賞発表:最優秀賞に輝いたのは富山県の高岡龍谷高校です。
高岡龍谷高校3年・米田鈴華さん:
「このメンバーでここまでちゃんと2カ月話し合って協力して仲を深めながら、できたことがとてもうれしいです」
新番組で現れたのは5人組の戦隊ヒーロー。右から2番目の白いスーツのヒーローが第5回の放送ではうすいピンク色に。第10回ではもっと濃いピンクに変わってしまっています。
「ねえ一緒に洗濯するのやめない!?」
そして2位を勝ち取ったのは土佐高校です。去年(2023年)と全く同じメンバーで挑んだ土佐高校。前回の大会で厳しい講評受けた5人はその悔しさを糧に今回素晴らしい成績を残しました。
誰もが知っているサンタとトナカイの「バディ」を広がりを見せるように描いたことが高く評価されました。
土佐高校2年・田村好さん:「とてもうれしいです。ちょっとまだ夢みたいで」「親に見せてとったよ!ってやりたいです」「成長する姿をお見せすることができたのですごく誇らしく思っています」
さらに苦戦していた「白」でも帯屋町賞を受賞しW受賞の快挙となりました。
「じぃじ これ雪?」
「ああ、昔はこれがたくさん降ってあたり一面真っ白になってたんだよ」
2024年の全作品はホームページで公開されています。