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News- 高知のニュース

今年のテーマは「KRW82R!」カラヲヤブレ。上町よさこい鳴子連が猛練習【高知】

エネルギッシュな笑顔輝く子どもたちのチームも祭りに向け猛練習しています。

夏休みが始まってから毎日2時間練習しているのは「上町よさこい鳴子連」。1954年、第1回のよさこい祭りから連続出場を続けている常連中の常連です。

踊り子は小学4年から中学3年までで構成されている子どもだけのチームです。今年(2024年)は122人が集まりました。

2024年のテーマはこちら!「KRW82R!」
実はこれ「カラヲヤブレ!」と読むんです。
頭文字と数字の語呂合わせです。

「西遊記」をモチーフに成長と挑戦を表現しています。

(楽曲の歌詞)「できないと決めつけてすぐ蓋をしないで」

上町よさこい鳴子連・合田国生代表:
「嫌なことにですね、ふたをしないで、自分の殻を破って何でも挑戦していくことを素直に書いたつもりです」

上町よさこい鳴子連の特徴の一つがちょうちんや傘を持って踊る「ちょうちん隊」。この姿は多くの子どもたちの憧れです。

城西中3年・森脇心春さん:
「去年の3年生のちょうちんの子がめっちゃキラキラ笑顔で踊っていて、超憧れてここにしようって決めました」

この「ちょうちん隊」実は審査で選ばれるんです。

上町よさこい鳴子連・合田国生代表:
「よさこい申し込みをしてきた時に、アンケートに今年はちょうちんがやりたい、傘がやりたい、そういうふうに書いていたと思います。きょう精一杯の力を出してください」

審査のポイントは踊っている時の表情やリーダーシップ。練習中の姿を見て決められます。

「かみまっち、かみまっち、かみまっちっちっち~」

チームを象徴するお馴染みのフレーズを何回も練習。

振付師・田村千賀さん:
「せーの かみまっちかみまっちかみまちっちっち~」

今年は交差したりスピード感のある振り付けも。

学芸中1年・奥村美咲妃さん:
「すごい激しい踊りが加えられていて、結構難しく感じます」

隊列は踊りの上級者から、前から順に並べられますが、練習中にもどんどん位置が変わっていきます。最前列で踊りたいという気持ちで頑張ります。

高知国際中2年・笹岡陽菜乃さん:
「去年からずっと傘とかちょうちんとか、前でキラキラ踊りゆう人の姿を見てきた。今年は自分もやりたいなって思って、最初から自分が一番って思いながら踊りよったけど、どんどん列の後ろに下がっていったり、友達が最前列で踊りよったき、悔しいなって思って」
(Q.悔しいけどきょうはやりきれた?)
「やりきれました」

中学3年生はこのチームで踊れるのが今年で最後。

城西中3年・森脇心春さん:
「上町よさこい鳴子連は今年最後なので、自分が後悔しないように踊りを全力で暑さに負けずに踊っています。自分の精一杯を出し切れたのであしたの(ちょうちん隊の)結果を待つだけです。」

上町よさこい鳴子連・合田国生代表:
「これから子どもたちの引き出しをどんどん開けていって、本当に今年のタイトルの通り、テーマの通り、殻を破ってもらいたいなというふうに思っております」

さあ、上町の子どもたち本番で殻を破れるか!

上町よさこい鳴子連・代表合田国生さん:「準備はいいですか~?」