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News- 高知のニュース

桂浜水族館で初のオットセイ人工哺育 ミナミアメリカオットセイの赤ちゃん「バブックー」【高知】

みなさんメロメロになること間違いなし!高知県の桂浜水族館でオットセイの赤ちゃんが誕生し、人の手で育てられています。

川辺世里奈アナウンサー:
「桂浜水族館に新しいスターが誕生したそうなんですが…どこでしょう?飼育員が抱っこしているあの子じゃないでしょうか!」

桂浜水族館オットセイ担当・高木竣斗さん:
「7月13日に生まれました、ミナミアメリカオットセイの赤ちゃんです」

ひょっこひょっこ動いたり、上手にお腹をかいたり!

お客さん:「かわいい~かわいい~」

オットセイ界の超イケメン、父・キネンと母・クオの間に生まれたオスの赤ちゃん。まだ名前はありませんが、赤ちゃんの”バブ”と母の名前・クオを合わせて「バブックー」と呼ばれています。

現在の体重は4.59キロ。赤ちゃんの寝床があるのは水族館のバックヤードです。

桂浜水族館オットセイ担当・高木竣斗さん:
「お母さんの母乳の分泌量があまり足りていないという判断に至って、子どもが栄養失調になることが考えられたので、人間の手で育てる”人工哺育”という形を取らせていただいた」

桂浜水族館・初となるオットセイの人工哺育を決断しましたが、難しい点も。

桂浜水族館オットセイ担当・高木竣斗さん:
「この子、哺乳瓶からミルクを飲んでくれないので、管を直接胃の中に入れてミルクを与えているという状態」

生後6日目からは飼育員が泳ぎを教えています。

赤ちゃんは早くも人間が大好きなようで、水族館を訪れた生後4カ月の女の子・ななちゃんとお互いに見つめあう場面も。

ななちゃんの兄・せなくん:
「(ななちゃんが自分と)一緒だなと思っていたと思う。どっちもかわいいなと思いました」

プールを飛び出してお散歩もします。

中土佐町から:
「めっちゃかわいかった。初めて見て。男の子やき強くなってほしい」

桂浜水族館では、6月27日に生まれたアシカの赤ちゃんも見ることができます。

桂浜水族館オットセイ担当・高木竣斗さん:
「赤ちゃん同士でも、どこが違うのかを見て比べたりしていただけると楽しいんじゃないかなと。お母さんに負けない愛情で、飼育員が全力で育てていきたいと思います」

オットセイの赤ちゃんは、水族館の営業時間中に展示室に出ていれば見ることができます。元気にすくすく育ってね!