2年連続の夏の甲子園を目指す高知中央か、プロ注目・岡村宝擁する古豪・高知商業か。注目の一戦の行方は！

鍛治屋アナウンサー：
「現在お昼を過ぎたところなのですが、球場についてから汗が止まりません。そしてお客さんも屋根がない席は避けて屋根がある席に座って直射日光を避けながら野球観戦をしています」

高知中央保護者：「2年連続で甲子園行くぞ！」
高知商業保護者：「高知商業頑張るぞ！おー！」

試合が動いたのは3回の表。高知商業はフォアボールとフィルダース・チョイスでノーアウト1塁、3塁のチャンスを作り打席には3番・岡村。

岡村先制タイムリー、高知商業が先制します。さらにこの回エラーでもう1点を追加し2－0。高知商業が試合の主導権を握ります。

反撃に出たい高知中央は4回。2アウト1塁から5番柳原のツーベースヒットなどで2アウト満塁、一打逆転のチャンスを作ります。しかしここは高知商業の先発・下元が7番・杉山を三振に抑え無失点で切り抜けます。

試合は膠着状態のまま6回裏の高知中央の攻撃へ。この回からマウンドに上がった
エース岡村から2アウト満塁のチャンスを作り打席には高知中央の伊藤。しかし、
センター國光のファインプレーでここも高知中央に得点を許しません。

追加点が欲しい高知商業は8回。2本のヒットとエラーでノーアウト1塁3塁のチャンスつくると打席には8番・村上。8番村上のスクイズで大きな1点を追加します。さらに連続タイムリーで2点を追加し5対0に。

高知商業が12安打7得点で注目の一戦を制しベスト4進出です。

高知商業・岡村宝投手：
「今までこの3年間甲子園に向けてやってきたので、絶対行くという気持ちをもってこれから試合に挑みたいです。」

高知大会は23日ベスト4が出揃いました。準決勝2試合の組み合わせです。センバツに出場した第1シードの高知対2年ぶりベスト4の中村。そして春の県大会優勝で第2シードの明徳と春・準優勝の高知商業がぶつかります。

準決勝は25日木曜日、決勝は27日に行われる予定となっています。