はちきん力士「やっぱ本気に」白熱ビーチ女子相撲《豊ノ島さんがアドバイス》海の日3連休にぎわう【高知】
2024年7月16日(火) PM8時13分
「海の日」を絡めた7月15日までの3連休、皆さんどう過ごされたでしょうか。
県内はお出かけにはあいにくの天気でしたが、こんな場所が賑わいました。まずは、あの豊ノ島さんも訪れたこちらのビーチから。
14日の香南市のヤ・シィパークは雲に覆われ、なーんだか灰色。でも!夏は待ってくれない!土曜日に海開きしたばかりの海水浴場で多くの家族連れが楽しんでいました。3連休中日のこの日は恒例の「マリンフェスティバルYASU」が開かれ、グルメや縁日のブースが並びました。
さらに、体を動かして楽しめるイベント「あんぱん食い競走」も。
ビーサン飛ばしでは珍プレー好プレーが続出。全然飛ばない黒いTシャツの女の子や後ろに落ちちゃった女の子。茶色いTシャツの男の子は:「蹴って…おおおお」
夏ですもの!女子も体を張ります。
ビーチ相撲女子:「はっけよいのこった!のこったのこった勝負あり!」
砂浜で真剣勝負を繰り広げるビーチ女子相撲です。今年は中学生以上の12人が出場し、土俵に見立てた輪の中で激しい取組を披露しました。
そんなはちきんたちを見守るのがスペシャルゲスト元大相撲の関脇でタレントの豊ノ島さんです。そんな元力士から貴重なアドバイスが!
豊ノ島さん:
「結構皆さん塩をまくのって内からこういうイメージでやってるんですけど、力士はこうまくので、こっちの方がかっこいいので、こうまいて入ってください。で、いっちょ前にまわし叩いたら雰囲気出るんで」
力士になりきっての決勝戦はまさに白熱の戦い。優勝は相撲初体験の「ひろこ山」でした。
「ひろこ山」こと田中浩子さん:
「やっぱ本気になりますよね。したことないのに相撲勉強しようかと思いました」
その後、四股を踏み始めた豊ノ島さん。
豊ノ島さん:
「子供たちにね。相撲の厳しさを。子供だからといって手加減しませんから」
“手加減なし”で始まったのはわんぱく相撲。一度に2人の子供を相手にしていました。
白水着の女の子:
今何歳ですか?「4歳です」
豊ノ島さんどうやった?「かっこいかったです」
小学2年生:「楽しかった重かったけど最後に一緒にできて倒せてよかった」
子どもたちと力比べをした豊ノ島さんは…
豊ノ島さん:「相撲離れが多いと思うが、相撲も面白いんで見てもらって、円さえあれば相撲はできますから。遊びでやってもらってもいいなと思う」
三連休最終日はあいにくの雨…にもかかわらず駐車場は満車で、県外ナンバーもちらほら。こちらは「まきのさんの道の駅・佐川」です。
地元の産品が並ぶ店内は大にぎわい。イートインスペースは家族連れで満席状態です。
道の駅に併設されている「おもちゃ美術館」は15日、開館1周年を迎え、10時の開館を前に1周年記念セレモニーが行われました。セレモニーを盛り上げたのは…県内でけん玉の普及活動をする「MOSHIKAME BOYZ」。子供たちは大喜びです。
佐川町と言えば植物分類学の父として、ドラマのモデルにもなった牧野富太郎博士の出身地です。博士に扮した男性がスゴ技を披露すると、盛り上がりは最高潮に。
カウントダウン:「3、2、1、オープン!」
明神記者:
「開館1週年を迎えました佐川おもちゃ美術館。中に入ると、木の天井、そして大きな木のドームが出迎えてくれます。とにかく木のいい香りがするんです。子供たちも夢中になって遊んでいます」
佐川おもちゃ美術館は郷土の自然や文化と遊びを融合させた交流型のミュージアムです。木の香りが漂う館内には自然の木を使ったさまざまな遊具がそろっています。
香南市から初めて来た母娘:
「すごい楽しんでますね。子供が」
「楽しいねえ。楽しい? (ニンジンを引き抜きながら)うんとこしょ!って。」
香南市から初めて来た父娘:
(コマ遊び)「初めて、たまたま。イベントやりよったみたいなんで」
「いやー、おもしろいです。ねえ」(娘うなずく)
明神記者:
「長さ15センチぐらいでしょうか。小さな薄い木の板、これを積み木にしてこんなものを作っているんですね。ナイヤガラって言うそうです。これ、作った後が楽しいんですね。はい、どーぞ!お見事!」
明神記者:「楽しいねえ」
冷静な表情でうなずくナイヤガラを作った女児たち。
なかなか触れる機会のない自然の木のおもちゃに心を奪われる子供たち。
こちらのお母さんは走り回る子供たちを追いかけるのに必死です。
明神記者:「お母さん、大変」
高知市から来た母親:
「もう一人いるんですけど、どっかいっちゃいました。めちゃめちゃ楽しんでますね。ハハハ。ほんとに木の香りがすごい。癒やされるし、普段遊べないおもちゃもいっぱいあるので、好きですね、この子も」
岡崎明子館長:
「こういった『木質化』された施設がなかなか県内にないこともありますし、こういう遊びの提供できる場が、ここ佐川町にできたということが、とても大きいと思います。いろんな世代の方に楽しんでいただけるようにこれからますますやっていきたいと思ってます」
親・子・孫の三代でけん玉を楽しむ一家も。
開館1周年を迎えた佐川おもちゃ美術館は世代を超えた遊びの広場としてこれからも注目されそうです。