味変するかき氷も!? 過去最多の11店舗・30種類を楽しめる「さかわかき氷街道」佐川町で開催【高知】
2024年7月5日(金) PM6時15分
高知県佐川町で「さかわかき氷街道」が行われています。洋風から和風に味変するメニューなど、2024年初登場のかき氷を取材しました。
2024年で6回目となる佐川町の夏の風物詩「さかわかき氷街道」。旧浜口家住宅など過去最多となる11店舗で30種類のかき氷が提供されていて、このうち4店舗が初参加です。
2023年10月にオープンした「わらび餅うさぎ堂」。牧野公園の中にある茶屋で、4種類のかき氷を販売しています。門田早緒理店長は、氷を削り、手づくりの寒天と黒蜜をかけていました。
和テイストのかき氷かと思いきや上からかけていくのはイチゴソースに生クリーム! トッピングにもソースにも佐川町産のイチゴを使っています。
味はイチゴのショートケーキでも食感はシャリっとしたかき氷です。イチゴのシロップはジャムのように甘いです。生クリームと合わさることで酸味もしっかり感じられます。果肉が入ったシロップで”追いイチゴ”もできます。食べ進めていくと洋風から和風に味変! かき氷の中にはぷるっぷるの寒天があり、濃厚な黒蜜と合わせて新感覚が味わえます。
一方、「まきのさんの道の駅・佐川」の中にある「gochisou Lab.KOCHI」には”ビターな大人味”の一皿「佐川のほうじ茶」があります。佐川町産のほうじ茶を使った蜜をかけ、司牡丹の甘酒を練りこんだ白玉をトッピング。道の駅の看板商品「ごちそうバウム」をオーブンで焼き、1センチ角のラスクにして散りばめています。
食感が「シャリサクッ」としていて、白玉、あんこ、ほうじ茶の氷の和の優しい甘さの中で、洋菓子のラスクの甘味がアクセントになっています。
「さかわかき氷街道」には、このほかひと夏では食べきれないほどの種類があります。
さかわ観光協会 山崎正和さん
「佐川町の特産品はやっぱり何と言っても牛乳、イチゴ、お茶、そういったものが楽しめると思います。ぜひ佐川町のグルメを楽しんでいただいて、グルメだけではなく植物や風景なども楽しんでいただければ」
「さかわかき氷街道」は9月末までです。