土佐くろしお鉄道株主総会 新社長に県OBの山脇 深氏が就任【高知】
2024年6月7日(金) PM7時00分

7日、高知市で土佐くろしお鉄道の株主総会が開かれ、新しい社長に県OBの山脇 深氏が正式に就任しました。
高知市で開かれた株主総会では昨年度の決算が報告されました。新型コロナの感染症法上の位置付けが5類に移行し旅行需要が回復したことなどから、経常赤字はおよそ6億6300万円で、過去最大だった前年度に比べ3400万円あまり縮小しました。
また、退任する金谷 正文社長に代わり県の元観光振興部長・山脇 深氏の社長就任が正式に承認されました。
山脇氏は土佐清水市出身の60歳で高知追手前高校を卒業後、1982年県庁に入庁。今年3月に退職するまで主に観光分野に携わってきました。
土佐くろしお鉄道・山脇 深 新社長:
「地域の住民の方々の思いとかを考えますと身の引き締まる思いでいっぱいです。なんとか土佐くろしお鉄道をいい会社にできますように精一杯頑張っていきたい」
今後は県の観光戦略「どっぷり高知旅キャンペーン」との連動や来年の朝ドラ効果による観光需要を生かして利用促進につなげていくとしています。