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News- 高知のニュース

【高知】《甘さはこれまでで一番!》生でも食べられる「フルーツコーン」行列絶えず…糖度はメロン並み 

フルーツのような甘さが特徴で生でも食べられるトウモロコシの収穫が高知県南国市の農園で始まっています。

3日午前9時前。南国市の「農園けんぴ」には行列が。お目当ては…フルーツのような甘味が特徴の「フルーツコーン」です。直売所では1本150円から320円で販売しています。

香美市から:
「きのう見たらすごかったのできのうは(買うのを)やめてきょう朝早く来ました」

高知市から:
「1回食べたらここのがおいしくて。休みの日は必ず来てます」

午前9時の販売開始から行列が絶えることはありませんでした。

直売所のすぐそばでは農園の代表・伊尾木健さんが収穫作業に追われていました。およそ15年前から3ヘクタールの畑でフルーツコーン10万本ほどを栽培しています。今年(2024年)は苦労が多かったそうです。

農園けんぴ 伊尾木健代表:
「本当に被害が多い。今年は風の被害と野生の動物の被害っていうのがほんと顕著」

3月の強風の影響で茎が倒れ根が動いてしまい、実の形は例年より良くないそう。また過去に例を見ないほどイタチやタヌキによる食害が多く発生しています。それでもフルーツコーンの甘さは“これまでで一番”とのこと。こちらの農園では糖度が15度以上あればフルーツコーンとしていますが、今年は18度から20度ほどあり、ブドウやメロン並みです。甘くて皮が薄いので生でも食べることができます。

田村優介アナウンサー:
「甘い!1粒1粒からじゅわ~っとですね甘い汁が出ます」
「まるで果物を食べているかのような感覚になります。最高です」

農園けんぴ 伊尾木健 代表:
「実の入りは確かに悪いんですけど糖度の上がりがすごく良くて最初からけっこうピークぐらいの糖度に上がっています」
「生で食べるも良しゆがくも良し、レンジでチンするも良し。好き好きで召し上がっていただければなと思っています」

農園けんぴのフルーツコーンは直売所とネットショップで販売しています。