2025年度からヘルメット所有が自転車通学の条件…県立中高新入生《室戸高校は着用率100%》【高知】
2024年5月21日(火) PM7時19分
県教育委員会によりますと通学に自転車を使う県立高校の生徒のうち、ヘルメットを着用しているのはわずか15パーセントにとどまっています。
そんな中、室戸市の室戸高校では2020年度の新入生からヘルメットの所有を自転車通学の条件としました。22年度からは校則で着用を義務化し、登下校時の着用率は100パーセントです。
3年生・丸田絢翔さん「自分が事故みたいなものに巻き込まれてしまって、その時にヘルメットを着用していたので頭を打ってしまったんですけど大きなけがになることはなかったです。ヘルメットしてたことが自分の命を救ったんだなと思ったら、毎日ヘルメットをかぶって登校して、休日でもしっかりヘルメットをかぶるべきだなと思いました」
室戸高校の取り組みを参考に、県教委は2025年度から全ての県立中学と高校の新入生について、ヘルメット所有を自転車通学の条件とすることを決めました。今後、着用の義務化も検討していくとしています。